こんにちは あさまホーム村松です。
全国的な猛暑で皆様からだ参っていませんか?
北軽井沢も昨日30度行きました。この地域は30度越えは数度しかありません。勿論エアコンなんてないため、扇風機が頼りです。
熱さにすっかり免疫がなくなった高原仕様の体は、その数度しかない30度がとても暑く感じてしまいます。毎年エアコンを買おうかと悩む瞬間です。
来年に向けて買っちゃおうかと思案中です。自宅のみで事務所には入れないつもりです。
さて、別荘のお問い合わせで増えつつあるのが、ランニングコストについてです。
つまり、「年間管理費がない」別荘をお探しの方が増えつつあるという事です。
固定資産税は不動産を持っている限りづっと続きます。それと同じように別荘地の管理費もづっと続きます。そういったコストを削減したいというお気持ちから管理費無し物件をお探しになられているのでしょう。
管理費なしで快適に別荘が持てるならだれもがそうしたいはずです。では、管理がないメリット・デメリットを整理してみたいと思います。
【管理費がないメリット】
・経済的負担がない
・転売の際、管理費無しをアピールできる。
これ以外いまのところ思い当たらない・・・
【管理費がないデメリット】
・経済的負担が大きい
・万一、別荘を利用しなくなっても支払い続けなければならない。
・道路の整備が行われない
・災害時の倒木等があった場合、自分で行わなければならない。
・緊急時の対応ができない。
・除雪がされない。
などなど、上げればきりがなくなります。
管理費がないということを比較してみると「デメリット」の方がはるかに多いといえます。
でも、管理費という年間維持費を削減された方が増えているという事は、私なりに解釈してみますと、
”万一、使わなくなった場合でも永遠払わなければならないという事を心配して、残した子供達に負担をかけたくない”という思いからなのではないかと。
特に退職後の別荘を取得検討されている方は、高齢で冬季も使用しないという
老後の資金に負担がないというお気持ちもあるのでしょう。
管理費無しのメリット・デメリットは業者として説明はするものの、購入の判断はお客様です。しかし、管理費無し物件は非常に少ないことはご理解いただきたいと思います。当社でも現在2物件しかありません。それもあまり近隣状態は良くないものが多い傾向です。
管理費あり別荘地がとても良いかというと、そうも言えないところもあります。現在の資産と将来の資産ということも考えながら物件選びをされることをお勧めします。
不動産はいらなくなっても捨てられません。車のように廃車できればいいのですが・・・
これからの別荘事業を鑑みても、管理会社にも管理費をいただく上での改革も必要になっていることは間違えありません。管理費をいただく上でのサービス(メリット)を向上させ、別荘地の価値を上げる行為こそ、管理費という問題に解決の道があるではないかと思います。
本日はこんなところで失礼します。