こんにちは あさまホームの村松です。
すっかりブログの更新休みすぎました。継続は難しいといつも思います。
この間、北軽井沢は秋も深まり紅葉真っ盛り浅間山に初冠雪など着々と冬に近づいています。
朝の気温も5・6度と寒く、セーターを引っ張り出して今日も着込んでいます。
さて、今年は不動産のお問い合わせが昨年に比べ倍以上来ておりますが、これって「コロナ」の影響なの?と思っていますが、職場がリモートで出勤日数が激減して、この機に別荘を買おうという方は当社の場合少なく数件しかありません。
購入層は定年間近や既にリタイヤした方が多い傾向です。また、貸別荘事業の需要も多くなりつつあります。
その中でも、この北軽井沢の地に移住をご検討の方も一定数おられます。
こういったお客様には25年前に私も移住をしてきた一人として、理想と現実を踏まえてご対応させていただております。
昨日来られた方も、物件200万円以下のご反響でした。
200万円以下の物件の内容は、
・築後40年以上
・ガラスはアルミサッシュのシングルガラス
・断熱材は、入っているかいないかわからない
・給水管に寒冷地仕様になっていない
・トイレが汲み取り
などなど、古い仕様のもの現在の寒冷地仕様にはほど遠い仕様なのでよす。想像はつくと思います。
それでも、お客様は”もしや掘り出しものかも”という期待を持ちながらお越しになられます。
では、こういった格安物件で移住ができないかと問われると、そうではありません。
もちろん、水道の凍結を防止できればもちろん冬でも住めます。その代わり暖房効率が非常に悪いという事になります。
私も25年前に住みだした家は、昭和62年築 仕様はというと
・ガラスはシングルガラス
更には各室にジャロジー窓(これが、超さむい)
・リビングは大きな吹抜け
・断熱材はグラスウール50ミリ
この状態の家で真冬を過ごすとどうなるか・・・
・朝起きると家の中で息が白い
・結露した窓はすべて凍結して窓が開かない。
・洗面・浴室が寒いのでサームスタット付電気ファンヒーターを使用しも、サームスタットが作動するほど、室温があがらず全運転で電気量が驚くほど。
・給水管は凍結防止ヒーターが作動して凍結しないが、浴室蛇口が凍結。
などという現象に見舞われます。それでも私は3年住みました。
よって、古い家だと住めないという訳ではないと思います。ただし、光熱費が余計にかかってしまうことは仕方ないことです。
工夫次第でいくらでも済むことはできると思いますが、冬の対策は甘く見ない方がいいという事です。
夏はどうやっても快適な北軽井沢ですが、最低気温マイナス15℃になる地域ですので、想像以上のことが起きる可能性があります。
冬を暖かく過ごせれば、北軽井沢の雪景色は最高です。
格安物件を手に入れて永住をご希望される方は、業者にやらせるか自分でやるかは別にして、断熱補強は必要ではないかと思います。
格安物件+リフォームで自分好みに仕上げるか、ある程度予算を上げて築年数の若い家を買うか、よく検討されてみてください。
これからも、格安物件は数多く出てくる地域ですので、うまく情報入手できれば、よいお買い物ができるかもしれません。
今日のところはこれままで。明日も連続更新できるか・・・