こんにちは あさまホーム村松です。
今日は朝から気温がぐんぐん上がり、現在20度快適爽快な北軽井沢です。
都心部では30度とも予報が出ていますので、お気をつけください。
昨夜は、「東京アラート」が発せられ緊張感が続きますが、健康生活・経済活動ともに”今何が一番重要か、今自分には何ができるか”を感がて行動したいところです。
さて、当社は緊急事態宣言解除後に今年初めての来荘の中いくつか工事の見積り依頼をいただいております。
そんな中、数年ぶりにご利用されるお客様からのご依頼に困ってしまった件についてご紹介したいと思います。
大手メーカーのT社ユニットバスの水栓ですが、デッキ型水栓とは少し形状が異なります。私も初めてみた水栓器具形状です。
お客様の相談は”蛇口をひねっても水もお湯も出ないので交換してほしい”とのご希望でした。
確認させて頂くと水漏れはしていなのに出ない。
これは、古い機種なので交換した方が早いと判断して代替え品を検索したところ
同形状の水栓器具が見当たりません。これは当時メーカーが浴室セット売りした製品か或いは企画品であっても不人気品の為に廃版という、いずれにしても汎用性のない器具のようです。他器具メーカーにもありませんでした。
こうなると汎用性のあるデッキ型水栓に変更せざるを得ないという事になります。
このような製品ですと、我々建築業者は非常困ってしまいます。自社で施工した場合、「なんでこんな機種をつけたんだ」をお客様からクレームになりかねないからです。
メーカーは数年ごとに色・形状など変えてきます。時流に添っていいのかもしれませんが、修理ができない万が一の交換の際には対応できないという事になります。また、多額の費用が掛かってしまいます。
住宅設備は必ずどこかで故障があります。特殊形状は器具の交換のみでは済まなくなるような製品作りは考えてもらいたいと思います。
今回のケースは、幸い分解・調整で事なきを得ましたが、数年後に破損された場合は現在の汎用性のある仕様に加工設置しなければならないでしょう。
メーカーも後継品を考えるなどの対策をこうじてほしいと現場は切に願います。
外では、「はるぜみ」が早くも鳴き出しました。梅雨はもうすぐ、夏ももうすぐです。
早く快適な生活が皆様にも戻りますように。それでは。